樟の森の研究室

斐伊川が久野川や三刀屋川と合流する地点、木次線がことことと走る線路のすぐそばに住まいし、ここで生きる術と学びを記していきます。

2016-11-25から1日間の記事一覧

出雲びとのみぬは〜折口『水の女』

山あがりの文献渉猟の途上、折口の『水の女』に、1年以上寝かせたままの宿題を再発見。これも記しておく。《神賀詞を唱えた国造の国の出雲では、みぬまの神名であることを知ってもいた。みぬはとしてである。風土記には、二社を登録している。二つながら、現…

「女が卯月に山に入るのは…」折口を拾う

孫引きですが、折口信夫全集15巻に「女の山ごもり」の記述があったので、拾っておく。 《女が卯月に山に入るのは(中略)、機内では諸処に行われてゐることである。その年に早乙女になるものが、一日山で暮らして来る慣わしも、山籠りといふ。一日山に籠った…