樟の森の研究室

斐伊川が久野川や三刀屋川と合流する地点、木次線がことことと走る線路のすぐそばに住まいし、ここで生きる術と学びを記していきます。

宗教思想

一月五日、死んだらどうなるの?#1

(書きかけメモとして) 死んだらどうなるの? 子どもの質問っぽい。大人が言ってもいい。言わないだけで言いたくなるときもあるだろう。が、大人はめったに言わない。 問いは素朴にみえて暴力的。それでいて根源的な問いでもある。そうした問いには模範解答…

生ける神としての荒神

神は死んだ そう叫ぶものがいた 私たちはそれをいくどか耳にした 二千年前に 五百年前に 百五十年前に つい五十年ほど前に 神は死んだ そうささやくものがいた 私たちはそのささやきを耳にする 森神をまつる大きな木の下で 稲穂たなびく平原のただなかで 道…

岩伏の谷の森神〜#1

森と畑と牛と。 森、畑、牛は三位一体ともいえる関係にあるのだが、この営みを森から考えるための断片を今日はここに記す。 ”森神”はいまどこにいるのか。その答えを求める試行でもある。 ◉2017年の8月20日、小さな祭りをはじめた。「岩伏の谷の小さな夏祭り…

政治思想としての「出雲」〜雑考#001

まとまりがつかないまま、数年が過ぎ、忘却の波に洗われることで、跡形もなく消え失せるよりは、意味のない小石くらいのものを置いておくようなつもりで、書き記してみようと思う。 ●PI-z001 テーゼ:「出雲」は神話の国ではない。 1. 記紀の出雲神話は出雲…

カラサデさんの「実際の言い伝え」

《習俗は理由もなく消えたり生き残ったりしない…… それが生き残り続けているとすれば、機能の永続性の中にこそ”真実の理由”を見いだすことである》 レヴィストロースの言葉に引かれながら、少しずつ読んだり聞いたりしている。きょうは午後から県立図書館。…