樟の森の研究室

斐伊川が久野川や三刀屋川と合流する地点、木次線がことことと走る線路のすぐそばに住まいし、ここで生きる術と学びを記していきます。

焼畑

令和2年7月下旬の山墾り

梅雨のあいまにひとしごと。◉夏に花を咲かせる樹々をたしかめる〜7月22日 あれ、こんなところにもと。夏に花を咲かせる木が、山墾りをしている岩内地の谷にはたくさんみられます。現在、頭のなかに入れ込むだけですが、子供向けの体験が本格化したら、マッピ…

出雲の山墾り〜sec.14;菜園で竹を焼く

竹を積み、焼き、消炭をつくる。竹は3年前の火入れのときからの燃え残りがほんの少々。竹は少々では燃えない。強く乾燥した状態であればよいのだが、そうした時分には延焼が心配だ。よって、いまの時分に、大量に集めて燃やし、消炭を得るのがよいのである。…

畑や庭や山のこと

雨の降らない週末は本当に久しぶりだと思う。山へ行く予定でいたのだけれど、所用がたてこんだこともあり、明日にする。しばらく何も手をつけていないので、昨日今日のことなど、断片的に。 ずっと干したままだった稗を雀らがみつけた 種取り用にとってあっ…

冬の晴れ間に思うこと

出雲地方の冬。それは晴天日数の極度の減少をもって特徴づけられる。…と言ってみたものの、気象庁など実際のデータにあたったわけではなく、あくまで印象と経験によるものだ。他の地方もおおよそそうであろうが、少なくとも太平洋側とは明らかに違うことに異…

一月四日、そういえば稗を食べていない

日がな一日、読んだり、整理したり、用意したり。 棚のファイルを整理するまでもなく、立直す程度に整えた際、大庭良美『家郷七十年』の複写ファイルが出てきた。ほんの十数ページぶんほどではある。用向きとしては食生活の項を中心に記録を集めていたときの…

中秋節に火を入れて

今日は仲秋節。月に願いを。地には平和を。…というわけで焼畑の近況をば。 ・今日のお昼すぎに、昨年春に残った竹積み箇所を焼きました。カブを蒔く予定。 ・春焼き地のホンリー、アワ、ツル小豆等混植区はそれぞれ色づいてきました。収穫準備。鳥たちも虎視…

9月8日の草刈り雑感

この日の最高気温は35℃ほど。日差しの強さは8月のそれと比べればやわらかで、また時折雲がさえぎることもあり、「やってできなくはないか」と、草刈りをはじめたのでした。 はじめて数十分で、汗の流れが尋常でないことに気づきます。なぜだろう。体調の問題…

2018年8月31日、焼畑に猪

イノシシにモロコシを食われてしもうた。 タカキビも数本倒されていたが、まったくといっていいほど食べてはいない。が、モロコシは口にあうのか、ガシガシとやっている。最初、牛がここまであがって、食べたのかと思ったが、いやイノシシだと。 まず、牛で…

出雲の山墾り〜2019年の8月24日

8月の振り返りをと思い、記録をみたら、4日しか動いておらず、意外な感に打たれる。 やったことはほぼ草刈り、ひたすら草刈り。1日3時間までが活動限界なのは、ともかく暑かったことによる。どんなに水分を補給しても足りない。体重にして2kgほど毎回消耗す…

出雲の山墾り_2019_sec.21

7月13日、21回目の活動セクションです。 去年より火入れは1週間ばかり早かったはずですが、気候のめぐりあわせが悪く(高温下で梅雨入り遅く降雨少なく、梅雨入りしてからは気温が低い)、播種したものたちの生育は、遅い=よくないと感じます。 こちらは昨…

陸稲苗の定植

6月29日の土曜日、陸稲苗・ネリカの定植をした。育苗箱2つぶんである。6月5日前後に播種した同じネリカの種の様子はといえば、かなり成育が悪い。裏の畑の隅の日陰に植えた種と比べても、高さにして半分以下である。荒れ地では根が張るまではこんなものなの…

火入れの翌日に

竹株が水を地下から吸い上げている(であろう)ものですが、こうした株の周囲に炭化物が多いと糸状菌なのか放線菌なのかが大量に発生することが春焼きではよく起こります。 可能であれば、採取して、どんな菌なのかを知りたい。

春焼き備忘録

6月2日(日)、春焼きの火入れ終了。 播種も報告も遅延しとるので、思いつくまま、まずは残しておく。 …順次加筆予定につき、草稿として…… まずはレポート速報版より概要を。 1.実施日時…令和元年6月2日(日) 8:00〜20:00 2.実施場所…仁多郡…

出雲の山墾り〜竹の焼畑2019:sec.13

5月25日(土)の活動について簡単に記しておく。 10時〜16時、島大里管関係が3名、そして山村塾が私1名。雨が降らず、水が牧場でも足りないということで、水路からポンプで汲み上げる。防火用水タンクへの給水のためだ。この日、昨年里管で購入したエンジ…

出雲の山墾り〜竹の焼畑2019:sec.12

2019年5月18日、曇り、最高気温23℃。いろいろ。ほんとにいろいろ。 ●スペルト小麦が食われた 出穂を前にしてぜんぶ牛に食われてしもた。今日、柵の補修をしようと、そう準備していた矢先に。小麦はともかく、この先、ここを放棄(あきらめる)しようかと、う…

出雲の山墾り〜竹の焼畑sec.11

5月11日(土)。 春焼きに向けて、火入れ地整備の日です。10:00〜15:30、山村塾1名、里山管理研究会5名、最高気温28℃。 中山は里管で、楢山は塾で。 塾の方は実質3時間で伐採竹の積み直しと生長してきた草木の刈り取り。急斜面でからまった竹をほぐしてい…

ケタ焼き☓焼畑の試みとして

令和元年5月10日。ケタ焼きではあるものの、焼畑、すなわちそこで作物を栽培するということの、火入れを実行した。 資料とするべく、大急ぎでざっくりと概要だけでも記しておく。 準備に3日。草刈り2時間〜3時間が2回、草寄せ(防火帯)に2時間半ほどか。下…

出雲の山墾り〜sec.10

4月27日(土)。晴れ時々曇り一時小雨。気温は11時時点で11℃。予定では7名〜9名参加とのリストがまわってきていたものの結果4名ほど。火入れ地の確認などを10時〜12時ほどで。その後私1名でサルシファイの播種、キクイモ(一部)植え付け。

出雲の山墾り〜sec.6

2月16日(土)。くもりと言えましょうが、数秒ほど陽がさしもすれば、1分ほど雨がパラパラときたりもし、風が一時的に強く吹いたりもする、そんなお天気。気温は6℃。11時頃から中山を歩き状態を観察した。30分ほどは学生らがカブの間引きをする間に、倒して…

出雲の山墾り〜sec.5

朝から青空が広がっていた。10時半頃に牧場に着いたが、日陰の水たまりは厚い氷が張ったままだった。北向きの斜面だと雪は2〜5センチ程度残っている。竹炭をつくるのにはちょうどいい。1時時点での気温は10℃。切り捨ててあった竹を集めはじめたが、思った…

出雲の山墾り〜sec.2

昨日に続き、本日も暖かい。しかも数週間ぶりの青空が広がる晴天。思い立って遊びに出かけられる向きもずいぶん多かったようだ。 牧場の牛たちものどかに日向ぼっこ。そしてわれわれは、山へ入った。 気温は10時時点で7℃。最高気温は10℃までいったと思う。 ◆…

出雲の山墾り〜sec.1

今年から「出雲の山墾り」と名づけて竹の焼畑は5年目に入っていく。 今日はその1回目。10時時点の気温5℃。曇り。この時期としては暖かい。参加は3名ほどで、ダムの見える牧場フィールドの確認観察と打合せなどで午前の3時間弱をつかった。秋焼きのカブは…

秋の火入れ雑感

火入れが近づくにつれ、そのことばかり考えることになる。「とらわれてしまう」あるいは「まよいなやむ」ともいえるが、数式を何度か組み替えて計算し直す感じに近い。たとえば、さまざまなシミュレーションを繰り返すという形をとる。前提条件がひとつかわ…

秋焼きの準備

今週末、「夏の忘れ物」をとりにいく。焼畑の火入れである。 島根大学里山管理研究会が中心となって、昨年から竹を切り、動かし、準備してきた場所である。当初の計画では、8月に火入れして、4年ほど種取りを続けてきたカブ(山形県一霞の温海かぶ)を蒔く…

今日の山畑、アマランサスの収穫のはじまり

秋焼きの予定を週末に控え、天気予報を数時間おきに確かめてしまう日が続いている。 10日ばかり前の予報では、今週は晴れの日が続くはずだった。ところが、日を追って曇りマークがふえ、雨マークがふえ、じょじょに降雨の時間もふえ、予想雨量もふえ続けてい…

6月9日の春焼レポートをアップ

6月9日の焼畑レポート(速報簡易版)をアップした。閲覧頒布はご自由に。 http://s-orochi.org/public/wp-content/uploads/2018/03/yakihata2018haruyakirepo.pdf さて、関係各所に郵送したり直接届けたりしているなか、呼び止められて、話をうかがう。 《木…

春の火入れレポート

6月9日の焼畑レポート(速報簡易版)をアップした。閲覧頒布はご自由に。 http://s-orochi.org/public/wp-content/uploads/2018/03/yakihata2018haruyakirepo.pdf さて、関係各所に郵送したり直接届けたりしているなか、呼び止められて、話をうかがう。 《木…

火入れの後、鍬を入れて腰を抜かしたこと

6月9日に火を入れ、翌10日に播種やら苗の植え付けやらをやった。そして17日になり、サツマ芋の苗は枯れている。「枯れるの覚悟で植えるか」とは言っていたものの。火入れ後、地面に鍬を入れてみて、「なんじゃこりゃあ」と腰を抜かしたその意味はあまり理解…

竹の焼畑2018-春の火入れ前に

記録が残せていない。 2018/05/27時点。 春の火入れ準備へ向けて、7〜10回の活動日を経過したところで、ざっくりと、遺漏もあること前提で、ほんとうにざっくりと記しておこう。 ◆2017年の夏焼地あとの状況 ・蕎麦も温海カブも成育はよくなかった。土質、地…

焼畑でイセヒカリ

”竹の焼畑2018”を策定中。 地道にとはいえ、これ(写真)をひとりで伏せ込みなおすのはどうなのだろう。 自棄になっているわけではない。今日あらためて現場を検分し、冷静に考えて、ひょっとしたらできるのかなと思ったのだ。 昨年度の様子から、今年はだれ…