樟の森の研究室

斐伊川が久野川や三刀屋川と合流する地点、木次線がことことと走る線路のすぐそばに住まいし、ここで生きる術と学びを記していきます。

「古い家」または「空き屋」

 美しい。  数多くの田舎の家を見てきた中で、あぁ美しい、と、この家のことをまず思い浮かべる。  この納屋の庇をみれば、なんと板葺きなのです。  雪深い地区にあるこの家には若い夫婦が移り住んで暮らしています。  ……というように、種々の家を出すのもいいのだろうけれど、  どかんと、廃屋に至る道を歩き始めた家をのせるのもいいような気もしている。