樟の森の研究室

斐伊川が久野川や三刀屋川と合流する地点、木次線がことことと走る線路のすぐそばに住まいし、ここで生きる術と学びを記していきます。

革新の工芸に革新はありやなしやの巻

 12月4日、東京国立近代美術館工芸館へ行ってきた。企画展「革新の工芸 ―“伝統と前衛”、そして現代ー」の最終日を観るために。結論からいえばInnovationを感取することはできなかった。「現代」がいかに暗い時代かということを再認識した次第。銀杏の黄葉が美しく、大気は暖かく、あぁ東京はまだ秋だったのだなあと、のんびりと北の丸を歩けており、気持は明るかったのだが。

 それにしても展示の最終一室にまとめられた「工芸の時代の先駆者」は圧巻だった。これを先駆というのだろうか、先駆と位置づけうるのだろうか。

生野祥雲斎の竹華器「怒濤」

http://blog.goo.ne.jp/shiotetsu_2015/e/8b6582194260b47bbd78bf2b955ffa06

山脇洋二の蜥蜴文硯箱

浜田庄司の掛分釉壺

富本憲吉の色絵金銀彩四弁花文飾壺

河井寬次郎の色絵筒描花鳥文扁壷

北大路魯山人織部俎板盤

 以上。