樟の森の研究室

斐伊川が久野川や三刀屋川と合流する地点、木次線がことことと走る線路のすぐそばに住まいし、ここで生きる術と学びを記していきます。

死んだらどうなるの?#2

死んだらあの世にいく。

 平均的な大人の回答はこうなると、私には思える。表し方、語句の選択など、Variantはあろうが。

 さて、噛み砕けば私たちが意識せずとも前提にしているあれこれ。いや、なるべく意識しないように、目にふれないようにしてきた前提があって、それは死体の存在である。死ねば、人は、まず死体として、人々の前にさらされるのである。

(中略)

 人は死んでもその魂は滅びることはなく、この世界にとどまることもあるが、たいがいあの世に行く。あの世のことはよくわからないが、この世でないことだけは確からしい。

 厄介なのは、あの世に行って帰ってきた人の話が少なからずあるということで、しかも古代から昨今に至るまで数多い。

 民俗、歴史、宗教、心理、社会などの諸学によってその捉え方はさまざまなれど。。その世界の実在を信じている人は少ない。思い込みのレベルはのぞく。「信じている」のではなく、「思い込んでいる」というありよう。たとえば「あの世は本当にあるんです」という言い方は思い込みである。信じているものは断言にはむかない。